クリニックからのお知らせ

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2012.6. 4 | お知らせ

外来部門増築棟の建設に着工しました

外来部門増築棟の建設に着工しました
6月3日、晴天にも恵まれ、札幌ことに乳腺クリニック外来部門増築棟建設の地鎮祭を執り行いました。
これに伴い、2012年11月12日までの期間、当院駐車場は使用できなくなります。皆様にはご不便をおかけいたしますが、どうぞご公共交通機関等で御来院いただきますようお願い申し上げます。JR琴似駅から徒歩3分程度、地下鉄琴似駅からも徒歩10分程度の距離にあります。お車でお越しの方は申し訳ございませんが、近隣の民間駐車場をご利用願います。
また、地域住民の皆様には、建設にご理解をいただき、ご協力いただけますことを深く感謝申し上げます。
安全を心がけ、粛々と工事を進めてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

→地鎮祭の模様はこちら
2012.5.28 | お知らせ

6月 医師代診のお知らせ

6月 医師代診のお知らせ
学会・研究会等に各医師が出席するため、以下の通り代診となります。

6月  8日(金)午後    増岡医師→浅石医師、下川原医師(代診)
6月27日(水)午前     増岡医師→山崎医師(代診)
6月28日(木)午前     浅石医師→三神医師(代診)
6月28日(木)午後     山崎医師→三神医師(代診)
6月29日(水)午後     増岡医師→下川原医師(代診)
2012.5.22 | お知らせ

「乳がん早期発見」市民公開講座で白井部長が総合司会を務めます

「乳がん早期発見」市民公開講座で白井部長が総合司会を務めます

「乳がん早期発見のための切り札-超音波検査の取り組み-」市民公開講座で白井部長が総合司会を務めます。

6月3日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開かれる第37回日本超音波検査学会の市民公開講座「乳がん早期発見のための切り札-超音波検査の取り組み-」で、当院の白井秀明検査部長が総合司会を務めるほか、検査部の吉田佳代が演者として登壇します。
基調講演は乳房超音波検診の有用性と期待・展望(講師:橋本秀行氏・ちば県民保健予防財団総合検診センター)。講演は乳がん検診に死角なし!?乳房超音波検査の実力?(演者:松元香織里氏・済生会熊本病院)、決め手は超音波検査?乳がん専門病院の取り組み?(演者:吉田佳代氏・札幌ことに乳腺クリニック)、乳房超音波検査を支えるプロフェッショナルの育て方(演者:壬生明美氏・川口市立医療センター)の3題。パネルディスカッションを開きます。

当院では以前から、検診では視診・触診とマンモグラフィにあわせて乳腺超音波検査を取り入れてきました。乳腺超音波検査は検査中の痛みがない、被爆がない、年齢や乳腺量などの影響がないという利点があります(詳しくは検査についてのページをご覧ください)。
また、いわゆる超音波ガイド下穿刺吸引細胞診の検査も行ってきました。こうした実績を重ねた結果、白井検査部長は第25回 日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS)の大会長を技師としては全国で初めて務めています。

■ご報告

6月3日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開かれた第37回日本超音波検査学会の市民公開講座「乳がん早期発見のための切り札-超音波検査の取り組み-」で、当院の白井秀明検査部長が総合司会を、検査部の吉田佳代が演者を務めてきました(写真)。
吉田検査技師は「当院は年間約250件の手術を行っており、昨年は道内で2番目に多い手術件数」と、クリニックの概要を紹介。「受診する患者さんは検診で指摘された人や自覚症状のある人で、当院での検査は精密検査となり、がんの性質まで評価する必要がある。また40種類以上ある乳腺疾患のどれであるのかを判定していくため、精密検査における超音波エコー検査は不可欠の検査である」と説明しました。
あわせて超音波エコー検査は、乳腺疾患の判定、がんの性質評価だけでなく、手術の際には術式の選択や手術範囲の決定にも用いており、がんの広がりを診断できることから、薬物療法等の治療効果判定にも使っている等、超音波エコー検査の有用性を紹介してきました。
2012.5. 2 | お知らせ

増改築工事のお知らせ

外来部門の拡張のため、当院駐車場スペースに増築棟を建設いたします。
この工事に伴い、平成24年6月上旬から10月中旬の期間、駐車場がすべて利用できなくなります。また、現建物の改築工事のため、11月1日から11月12日の期間、外来診療は休診とさせていただく予定です。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力お願い申し上げます。
2012.3.23 | お知らせ

4月 休診・代診のお知らせ

学会出張のため、下記の日の外来診療を変更いたします。
4/12(木)午後 山崎医師→三神医師(代診)
4/13(金)午前 山崎医師(休診)
       午後 増岡医師→浅石医師(代診)
2012.1. 1 | お知らせ

講演会「乳がん最新情報と患者さんを支えるチーム医療」から

講演会「乳がん最新情報と患者さんを支えるチーム医療」から
2011年講演会「乳がん最新情報と患者さんを支えるチーム医療」

新年あけましておめでとうございます。本年が皆様にとってよりよい年となりますことをご祈念いたしております。
札幌ことに乳腺クリニック講演会「乳がん最新情報と患者さんを支えるチーム医療」(2011.12.3.開催)の基調講演概要をご紹介いたします。副作用が少ない薬物療法をテーマに浜松オンコロジーセンターの渡辺亨センター長に講演していただきました。以下に症例紹介部分をまとめました。早期発見の重要性を読み取っていただけましたら幸いです。

渡辺亨松オンコロジーセンター センター長講演

 「抗がん剤は、髪の毛が抜ける、吐き気がある、白血球が減るなどの副作用が知られています。一方、効果は乏しいとか、効果がはっきりしないという認識が根強くはびこっています。
 抗がん剤治療は体が弱る一方とか、免疫力が低下する、寿命が縮まるなども良く言われますが、誤りです。また、抗がん剤の副作用は専門家が使用すれば軽い」とお話され、以下の症例について解説されました。
 
 年齢は57歳。毎年乳がん検診を受けている向いの奥さんに誘われ、隣の奥さんと一緒に検診を受けました。マンモグラフィーを受けて要精査となり、浜松医療センターを受診。病診連携で地域で一緒にやっている外科の先生に診てもらい、触診と超音波検査、丁寧な説明を受けました。MRI検査の結果、乳房内での広がりは少ないけれど、腫瘍の大きさは3.5cmでPETCT検査の結果では他の臓器に転移していない。病期は2A期です。
 患者さんは乳房温存術、乳房を残したいという希望があります。外科の先生は癌の性格に合わせて薬を選んで治療し、しこりが小さくなってから手術をする方法がいいのではないかと、つまり術前の薬物療法の可能性を説明しました。
 乳がんの抗がん剤治療は大きく分けて、3種類の治療薬があります。乳がん組織のホルモン受容体のHER2タンパクの状態により治療が異なります。このような乳がんの性格を調べるために、針生検をします。
 生検の結果、この患者さんは浸潤性乳管癌という乳がんで、エストロゲン受容体は陽性、つまりホルモン療法の飲み薬が適している。また癌の性格はおとなしいようです。
 この患者さんの経過は、一番最初マンモグラフィーで大体3cmくらいのしこりが乳首のすぐ裏ぐらいにあった。一年半経ったくらい治療した最近は、マンモグラフィー上でほとんどしこりの影が見えなくなり、癌が全部消えていた。顕微鏡でみても消えていた。一年半くらい治療を続けた結果、この患者さんは形がいい温存手術をすることができました。
 次は32歳の若い女性です。朝シャワーを浴びているときに、右の乳房の下外側をふっと触ったら鶏卵ほどの大きさのゴツゴツしたしこりを感じた。翌日、総合病院の外科を受診し、診察を受けマンモグラフィー、超音波、MRIを実施した結果、4cmの乳がんなので乳房全摘が必要だと言われました。
 患者さんはどうしても乳房をとるのは嫌だと思い、当院で乳房温存の可能性についてセカンドオピニオンを聞いてみることにしました。私の当時の説明は、今の状態で乳房を温存したとしても形の良い乳房は残せない。手術の前に抗がん剤治療を行って癌を小さくすれば温存手術は可能になるかもしれません、でした。
 この患者さんは六か月間薬物療法をしました。治療開始後、癌はあっという間に小さくなり触ってもわからなくなりました。超音波検査では3mm位の芯は残っていますが、それが生きている細胞なのか抜け殻のようなものなのかはわかりません。手術をしてみないことにはわからない。
 二週間後、乳房部分切除を受けました。センチネルリンパ節に転移はなかった。手術の翌日病室で恐る恐る自分の胸を触ってみたら乳房の形はもとのまま残っていた。その一週間後に病理検査の結果、癌細胞はすべて死滅していたといわれました。病理学的完全寛解、顕微鏡でみても癌細胞が見えないという状態になった。この薬物療法で髪の毛は確かに抜けましたから、副作用のない治療ではない。しかし、これ以上の結果はないわけですね。

※渡辺先生には、これらの症例を通して、外科医、薬剤師などとの「連携」により薬物療法の効果があがっていることをご紹介いただきました。札幌ことに乳腺クリニックでは、同基調講演およびパネルディスカッションの内容を後日、冊子にまとめます。
同講演会には大勢の市民の方々にお集まりいただきましたこと感謝申し上げます。

※浅石和昭理事長による「乳がん検診について」の記事がMEDIA OFFICE C-Press「マイタウン健康ナビ(http://www.c-press.jp)」に掲載されております。こちらもお読みください。

2011.12.12 | お知らせ

年末年始休診のお知らせ

平成23年12月29日(木)午後から平成24年1月3日(火)まで休診とさせていただきます。
※12月29日(木)の午前は通常診療いたします。

1月4日(水)より通常通りの診療となります。

2011.11. 4 | お知らせ

休診・代診のお知らせ

学会出張のため、下記の日の外来診療を変更させていただきます。
11月4日(金)午後 増岡医師→三神医師(代診)
11月17日(木)午後 山崎医師→三神医師(代診)
11月18日(金)午前 山崎医師(休診)
11月19日(土)午前 浅石医師→三神医師(代診)

2011.10. 3 | お知らせ

札幌ことに乳腺クリニック講演会のご案内

札幌ことに乳腺クリニック講演会を平成23年12月3日開催します。
第1部は、日本の乳がん治療の第一人者であり、世界的権威であります渡辺亨先生をお招きして、乳がんについての最新情報を講演していただきます。また、当院の看護師、放射線技師、検査技師が「乳がんの患者さんを支えるチーム医療」と題して、わかりやすくお話をさせていただきます。
第2部では、NHK人形劇「新・三銃士」の音楽担当をはじめ、幅広く活動されていますギタリストの伊藤芳輝さんのコンサートを行います。
ご多忙のこととは存じますが、ご家族や知人をお誘いの上、是非参加下さいますようご案内申し上げます。

【日時】平成23年12月3日(土) 14:00?16:30
【場所】東京ドームホテル札幌(旧後楽園ホテル) 地下2階 ピアリッジホールB
       札幌市中央区大通西8丁目 TEL(011)261-0111
【参加費】無料
【プログラム】
 第1部  ●基調講演
            司会:札幌ことに乳腺クリニック理事長 浅石 和昭
            講師:NPO法人がん情報局理事長、
               医療法人圭友会渡辺医院 浜松オンコロジーセンター院長 渡辺 亨 先生
          ●パネルディスカッション「乳がん患者さんを支えるチーム医療」
            司会:札幌医科大学准教授 大村 東生 先生
               フリーアナウンサー 堺 なおこ さん
           パネリスト:札幌ことに乳腺クリニック 看護師、放射線技師、検査技師
 第2部 フラメンコギターコンサート
            バンド「スパニッシュ・コネクション」リーダー 伊藤 芳輝 さん

【応募方法】郵便番号・住所・氏名・電話番号・参加人数(同伴者氏名)を明記の上、はがき又はFAXにて11月19日(土)までにお申し込みください。当院受付窓口でのお申し込みも可能です。先着300名様に入場整理券を送付いたします。定員になりしだい締切とさせていただきますのでご了承願います。
【お申し込み・お問い合わせ】 札幌ことに乳腺クリニック 
〒063-0812 札幌市西区琴似2条2丁目5-15 TEL(011)622-2221・FAX(011)622-8808

2011.9.26 | お知らせ

外来診療変更のお知らせ

平成23年10月より、月曜・水曜の午後も外来診療を開始いたします。
それに伴い、外来診療担当医が変更になります。

【外来診療担当表】
※2011年10月現在のものです
午前 理事長浅石 理事長浅石 理事長浅石 理事長浅石 副院長山崎 理事長浅石
副院長三神 院長下川原 副院長増岡 院長下川原 院長下川原 院長下川原
午後 副院長山崎 副院長三神 副院長三神 副院長山崎 副院長増岡 休診
副院長増岡 院長下川原

※月・水・金曜日は手術日です。
※緊急の診療スケジュール変更はホームページでご案内します。